おもちゃの人生は悪い大人に弄ばれる少女達を描くロリ凌辱系な単行本。かわいい絵柄に反して、収録漫画のほとんどがバッドエンドと言っていい内容で「かわいそうはかわいい」という趣向の方には刺さるでしょう。
※ 以下、単行本の主要収録作を抜粋してご紹介しています。
ここより楽園
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都会に憧れを持ち先生とのHにも積極的に関わっていく「雫」に対して、消極的な「優子」が巻き込まれてドツボにハマっていく様を描く。
迷子になって帰れない
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都会に移り住み順調に再出発を果たしたヒロイン侑莉花だったが、凌辱の日々が忘れられず、異常な性欲に悩まされていた。ある時、誤って入ってしまった男子トイレで侑莉花は自慰に夢中になってしまい……。
わるいこ
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元気いっぱいのヒロイン珠音ちゃんが、先生からセックスの仕方を教わりたいと言い出して――という筋書きの「教師×教え子の和姦モノ」に見せかけた悪魔みたいな少女のお話。
あとがき
野際かえで様より「おもちゃの人生」をご紹介しました。
本作は社会的立場や心理を利用して、悲劇に絡めとられていく構成が巧みでした。また、どのヒロインも可愛らしく描かれている一方で、ハードな凌辱に陶酔する表情とのギャップがより強調されてグッドでした。
個人的好みとして「積極的な女の子&消極的な女の子」がペアで登場するお話が二つあり。二人を対比させつつ、弱い娘が容赦なく食い物にされていく無慈悲で残酷な表現が気に入っています。
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